妊娠がわかってすぐ、妊婦が経験する”つわり”
人それぞれ症状や重症度も違いますが、私も本当につらかったです。
妊娠初期はつわりに加えて流産のリスクもあるし、精神的にも肉体的にも大変です
そんな中で仕事もしていかないといけないワーキング妊婦さんたち
仕事をしながら妊娠初期を過ごした私のつらかった経験です
つわりの症状
私のつわり症状は、吐き気・食欲低下・だるさ・体重減少・下痢でした
特につらかったのが吐き気と下痢。
よく聞く症状の中で嘔吐がありますが、私の場合上からではなく下から全部出てしまいました。
気持ち悪くて何か食べるとトイレ。水分を摂ってもすぐトイレ。
出るものも少ないのにお腹は痛くなるし血圧下がっていくのがわかるし、食事を摂るのも辛かったです
体重減少もあり、先生からは「○○㎏まで減ったら入院で点滴をしますよ」といわれてた体重まであと0.4gのところで何とか耐えていました
そんな状況で仕事できるのと思った方。
もちろん、答えはNOです
母性カード【母性健康管理指導事項連絡カード】
仕事に行っても食事もろくに食べれずダルそうにげっぷばかりしていた妊婦ナース
周りのスタッフも心配して重労働はもちろん免除、軽作業かカルテ回り関係の仕事を優先してやらせてもらていました
健診の時につわりが辛くて食べられないと話をしたら先生に「そしたら母性カードを書きますよ。通勤時間をずらすとか、休憩を長くするとかあるんだけど、看護師さんでしょ?仕事休んだほうが良いとおもうんだよね」と言われました
簡易的な診断書のようなものでした。
知識がなく、入院するほど大変なつわりを経験している妊婦さんもいるんだから、私なんてきっと軽いほうなんだ!と思い込んでいました
しかし、妊娠初期は本当に赤ちゃんにとっても母体にとっても大切な時期
お腹の赤ちゃんにとって頼れるものは医者でも周りの大人でもなく、たった一人のお母さんだけなんですよね。
仕事を休むことに抵抗と罪悪感があった私ですが、母性カードを渡されて「あ、わたし少し休んでいいんだ」と、ホッとしたことを覚えています
働く女性を守ってくれる母性カード。つわりの感じ方は人それぞれですし、希望があれば先生に相談して書いていただくのもいいと思います。
ちなみに私は妊娠6か月の時に再度つわりのような症状が出て、自ら希望して2度目の母性カードを書いてもらいました。
自宅療養
自宅療養中も食事は摂れずトイレとソファの行き来のみ。一日中パジャマで過ごす日も多くありました。
入院はしたくない!という気持ちで頑張って水分は飲んでいました。
仕事に行かなくて良かったので車の運転がないのは本当に良かったし、どうにか動かないと!と思うことなく診断書が出ていることで合法的に寝ていられたのが精神的にリラックスできました。
それでも仕事もしないで家事もままならずずっと寝てるだけ
仕事で疲れて帰ってきた主人のご飯の用意もできないことがほとんどでした。
幸いにも一通りの家事ができる主人は「寝てていいよ」というだけで私の前では嫌な顔せず家事全般をほとんど行ってくれていました。
主人は朝5時に起き、仕事から帰ったら洗濯、食器洗い、風呂洗い、夕食の準備。寝るのは12時過ぎ。
私は仕事もしていないのに・・・
申し訳なさと自分の不甲斐なさに主人を見ると涙が出て「ごめんね」しか言えない毎日でした。
今思えば夫だって家事をすることなんて当たり前だけど、その時は自分が何もできない罪悪感から余計に主人の優しさが心に刺さりました。
程度は違えどつわりはつらい
症状も程度も人それぞれだし、つわり無かったよ~なんて方もいますが辛いものはつらいんです
中には目立つ症状がないけどなんとなく起きられなくてだるくて、、、そんなんだから仕事は休む理由もなくて無理しちゃう。
そんなワーキング妊婦さんたくさんいるんじゃないかと思います
私もはじめそうでした。
でも、休むことも大切でそのものさしは自分でしか測れないと思うんです
責任感が強かったり、頑張り屋さんの妊婦さん
もしものことがあってからでは遅いです
本当に妊娠前と同じように働いていて大丈夫なのか、少しでも心配があれば医師に相談するのもいいし
精神的にも辛いようだったらそれも相談してみてください。
お腹の尊い命を守れるのは他でもなくママだけです
お互い働く妊婦として周囲の方に感謝しながら赤ちゃんを守って産休まで頑張りましょう!!
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