看護学生の時に看護過程・看護展開の授業で先生に言われて、今でも後輩への教育の時に使っている言葉です。
「看護過程と恋愛は一緒。相手が今何を求めているのか、何をしてほしくて何が嫌なのか、情報収集をして、考えて、実践してみるでしょ!」
恋愛体質の私には「なるほど~~~!!」と響きました。
恋愛初心者の方や、ラインやアクションをなかなか上手に起こせない!と悩んでる方
初めてのプリセプターで看護展開やアセスメントに悩んでる後輩を助けてあげたいという先輩ナースにも!?
面白い情報になると思うのでぜひシェアさせてください。
まずは情報収集
看護も恋愛もまずは相手を知ることが大切。
どんな人がタイプなのか、恋愛の傾向は、好きなこと・嫌いなことは、どんな性格か・・・
相手を知るために本人と連絡をとったり、仲のいい友達に聞いたり、普段の生活を観察したり
看護の情報収集も同じことです
”どんなアプローチをしようかな”そう思うときに何も相手のことを知らないと効果的なアプローチができる可能性は低いですよね。
まずは相手を知るために情報収集しましょう
情報をもとに分析をする(アセスメント)
看護師なら誰しも新人の時に先輩に言われる言葉No1!アセスメント!!
情報収集したものをベースに分析・評価していくことです
難しく考えがちですが、恋愛と同じように考えてみましょう
気になる人を知ったら、その人にどうアプローチしよう、気に入られるためにどう行動しようと考えますよね。
それこそがアセスメントなんです
その行動一つで気になってもらえるかもしれないし、嫌われるかもしれない。
嫌われたり、失敗しないようにしっかり考えますよね。
看護も、患者様がより良い状態になるようにしっかり考えてから看護(行動)に移しますよね。
リスクを考えたり危険察知などたくさんの要素はありますが、根本はシンプルです。
恋愛でも、好きな人にアプローチがうまくできないとか、ラインや電話が上手に返せないとか、告白のタイミングがわからないとか。
そういう人ほどしっかり情報収集をして相手の立場に立って考えてみましょう。
連絡を取るタイミングや頻度は?相手の好きなことや頑張っていることは?相手が大切にしていることは?相手が望んでいることは?
相手の考えや趣旨を把握しないで一方的なアプローチは時に不快感を与えてしまうかもしれません。
もしあなたがタイプな異性に当てはまっていたとしても、行動によっては嫌われてしまう可能性があるし、逆もしかりです。
好きな気持ちやワクワクでいっぱいな時ほど”何をされたら嫌だろう”とか”相手が喜ぶタイミングや、リラックスできる環境ってどんなだろう”と冷静に客観的に考えられると素敵だと思います。
そんな相手の立場に立って考えられる人がいたらモテるだろうなーって思いませんか?
結局はシンプルに相手を正確に知って、考えて行動できている人なんだと思います。
考えをもとに実践・行動する
情報収集をして、考えてみたら、それをもとに行動(看護)に移します。
電話してみたり、話しかけてみたり、デートに誘ってみたり。
相手の好きな服装をしたり、相手の好きな趣味の話をしたり、相手の邪魔にならない時間帯に電話をしてみたり。
些細な事すべてが、あなたが情報収集をして考えたうえで行った行動なんです。
看護も一緒です。
情報収集、アセスメントをしたうえで看護計画を立て、実践する。
正しい情報と根拠の上に個別性のある看護計画が成り立つはずです。
相手のことを思って考えたはずです!愛をもって相手に実践していきましょう!
振り返ってみる
相手に実践してみて手ごたえを感じたり、思ってた反応と違ったり。
何かしら相手のアクションがあると思います。
それを必ず新しい情報としてとらえ、振り返りましょう。
成功したのは何故か。いまいちな反応だったのは何故か。
この”何故か”を振り返ることが、恋愛においても看護においても経験値となります。
実践しっぱなしはだめです。次につながらないので。
もし失敗して、その人のことは諦めるとしても、次の出会いの時に前の自分より少し経験値の高い自分に成長していたいですよね!
看護師も同じです。
上手くいったこと、ダメだったところを振り返り、計画修正をしてみる。
すると次回からの情報収集がより内容の濃いものとなり、アセスメントも深くできる。
これが先輩方がよく言う”アセスメントは経験だ”ってやつの正体です。
喜びも悲しみも、辛い思いも幸せな思いもたくさん経験してください。
恋愛も看護もたくさんの経験をした分だけ人として成長できると思います。
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