プロフィールでも書きましたが、私の趣味のひとつにスノーボードがあります
たくさん迷って仕事をやめ、スノーボード中心の生活をしていたこともありました
おかげでショップライダーを経験でき、全国にたくさんのお友達もできました
スノーボードと出会って失ったものもありますが、たくさんの財産を得ることができました
やりたいことをやる!
とても素晴らしくて辛くて精神力のいることです
これを読んで迷っている方の後押しができたら幸いです
スノーボードを始めたきっかけは失恋と先輩の助言
当時結婚を考えるようなお付き合いをしていました。
しかし、破局。結婚資金もそれなりに貯めていました。
友達や職場の先輩にいつも話を聞いてもらっていました。
ある先輩から「趣味を見つけなよ。職業的にもにょんの性格的にも、何か普段の生活とは別で打ち込めることがあるといいと思うよ」と、アドバイスをもらいました。
そんな先輩はスポーツ観戦が趣味でお休みのたびに地方へ行って観光がてら仲間と観戦したり、楽しそうなオフをすごされていました。
私はというと、彼と破局後は飲みに行くか、飲みに行くか、飲みに行くか・・・
という若いのにもったいない時間の使い方をしていました。
そこで、飲み友達グループに誘われたスノーボードに出会いました。
はまったキッカケ
初めはみんなで車中や、ゲレンデでわいわいするのが楽しくて飲み会の延長的な感じでした。
しかし、上手な女の子がいたんです。しかもすごく可愛かった!!
憧れからいろんな技にトライしてみようとしたり、負けず嫌いな性格もあり、どんどんうまくなりたい欲がでてきました。
シーズンが終わると室内練習場があることを知り、そこに通いたいがために中古車をノリで即決。
練習場では本当に上手な人がたくさんで、少しずつ友達も増えました。
自分の実力よりもはるか上のレベルの人のコミュニティーの中に飛び込むことはやや躊躇するものですが
当時の私は好奇心と上手くなりたいという思いだけで、そんな考えは全くなかったなと思います。
今の私ではそんな行動力無いかもな~・・・
これが俗にいう”若いって素晴らしい”ってやつですよねw
仕事を辞めるという決断
室内練習場に通ってから仲良くなった人たちの繋がりであるショップの店長さんと仲良くなりお話しする機会がありました
そこで本格的にスノーボードがうまくなりたいという相談をしたときに言われた言葉があります
「通いや趣味でもうまくなれる。でも、仕事を辞めてまでスノーボードをするってことは、覚悟がいること。それは仕事を辞める決断をした人にしかわからない。」
安定的な収入も住むところもある自分を一度フラットにしてしまうという決断。
当時の行動力のある若い私でも悩んだことを覚えていますし、何より両親に言えませんでした。
特別裕福ではなかったけれど学費も塾代も全部負担してくれてやっと看護師になれました。
3年で仕事を辞める理由がスノーボードをしたいから。
転職やスキルアップの退職とはちょっと違います。
覚悟を決めて両親に話したらかなり反対されました。
わかってもらえない悔しさや悲しさと、社会の外れものになってしまうんじゃないかという不安と、いろいろな感情になったことを今でも覚えています。
それだけ大事に育てられたし、看護師になる小さいころからの夢を応援してもらっていました。
最終的には「好きにしなさい」と半ばあきらめのような状態で退職し山籠もりをしました。
それでも両親は心配してくれたし、優しかったです。
何かを得るためには、何かを失う
好きなことをすることには、リスクが伴う
当たり前のことですが、その時は目先のわくわくや快楽にばかり目が行きがちです。
後からどういう状況が待っているのか、自分の責任で対応できるのか
イメージして考えることが大切だと思います。
それはどんな結果であれ、必ず成長と経験を与えてくれるはずです。
看護師としての職歴には傷は残りましたが、後悔はしていません。
友達の中には有名大学出身の人やメーカーで働いていた人もいました。
その人たちも悩みながら楽しそうに自分の生活を選択しています。
自分がどうなりたいか、よく自分と考えて行動する
私はその一つの選択が退職、ニートになるということでした。
ニートになり好きなことをする
仕事もなく毎日好きなスノーボードと楽しい仲間と過ごす
夢のような毎日でした
しかし、モチベーションの保ち方、なくなっていく貯金、将来の不安
いろいろ考えることはありました
好きなことをすること、夢に向かって続けることは本当に精神力のいることです
”だるいな~と思いながらでも毎日出勤してるほうがお金もらえるし楽じゃん!”って思うこともありました。
これも、退職までしてスノーボードだけをしていなかったら感じられないことだったと思います
仕事はつらいですが、働いた分必ず賃金が発生しますし、有休ももらえリフレッシュするタイミングも定期的に与えてくれます。
ニートはそんなことはできません。すべて自己管理します。
好きなことできてるんだから当たり前だろ、と思われるけれど楽しいイメージしかなかった当時の私には結構なギャップでした。
でも、その経験があるからこそ現在仕事でストレスがありながらも楽しく毎日を過ごしていく術をもっているんだと思います。
人生は一度きり
どうせやるなら、楽しくシンプルに
何かの選択で迷っている人に、夢を追ってみたいけど不安な人に
少しでも私の経験が響くといいなと思います。
コメント